健康食品(けんこうしょくひん)とは社会的な認識では健康の保持増進に役立つとされ、
その機能を宣伝し販売・利用される食品の呼称である。健康食品の一部は行政による
機能の認定を受け保健機能食品と呼ばれる。また業界団体である日本健康食品協会
(日本健康食品・栄養食品協会)は(旧)厚生省の指導により規格基準を設定し、
1986年より「健康補助食品」の認定マーク(JHFAマーク)を発行しているが、
健康食品と呼ばれているものの極く一部である。
健康食品の厳密な科学的・医学的定義は存在しないし、法的な定義区分も存在しない。
「食品は本来、健康のためのもので、有害物質の入っている不健康食品はあっても、
健康食品はありえない」という見解も存在し[4]、健康食品と普通の食品との違いは
不明確である。しかし、健康ブームの高まりにあわせて健康食品の市場は大きく成長
している。しかし健康食品に過度の期待をするあまり、適切な食生活を軽視し逆に
健康を損なう例がある(フードファディズム参照)。また多数の健康食品の中には、
薬事法違反の成分を含有する商品や違法な効果効能表示する商品がしばしば摘発され、
また死亡事故も発生している。
健康食品のこれらの課題に対処するため、行政はしばしば規制の強化または緩和・
指導を実施し、適正に用いられるように検討会を設けてきた。法的な定義区分が存在
しないため、この場合、「いわゆる健康食品」や「健康志向食品」などという用語も使用される。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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